ここはアメリカ大統領も会食をしたレストランである。
イスタンブールでも別格の格式を誇るチュランパレスだが、ホテルとして使われている建物は歴史的なものではない。隣に建つ宮殿こそがオスマントルコの威光を留める建物なのだ。
トゥーラ(紋章または花押)レストランはここにある。
ホテル本体のダイニングとは別に料理が造られるという。
「それは、ぜひ!行ってみたい。味わってみたい。」
《手作りの旅》で夕食を抜いておいた価値が発揮される時がやってきた。
前日にメニューを取り寄せて訳す。
当日朝、皆さんからの希望を取りレストランに予めしらせておく。
贅沢なア・ラ・カルトディナー。
雰囲気だけの一流レストランも多いけれど、ここの料理は本当においしかった。今までツアーで食べていたトルコ料理っていったい何?と思ってしまった。
前菜に食べたのが、この写真のミート・マントゥなるもの。
これは、パスタ状のものに、ひとつひとつ肉が包めてある。なるほど、こんな手間のかかるものは安い予算では出せませんなぁ。
写真からはもちろん分かりませんが、ほんとうにおいしかったです。