さて、今日の夕食は?
ブリュッセルの通称「食い倒れ通り」をあるけば、もうそこらじゅうから日本語で呼び込みの声がかかる。メニューももちろん日本語あり。開放てきな屋外のテーブルでくつろぐのもよいけれど、今日はちょっと奥まったレストランへ。
そこはフランス語のメニューしか出てこない。
そう、だから選んだんです。
外国人客に迎合しない気骨のある料理が期待できますからねぇ。
(ま、もちろん日本語のメニューのあるおいしい店もあります。誤解なきように。)
アスパラの季節にはちょっと早かった。
他の店にはあったのだが、この店が満足できるレベルにはなかったのだろう、と好意に解釈。
食べたのは前菜に牡蠣二種。
(これは本来どちらかの皿をオーダーするのですが、ギャルソンが「三つづつ別の種類を入れて差し上げましょう」とアレンジしてくれたのだ。これぞプロのギャルソンですわ。チップを払う価値がある)
しかし、牡蠣を用心して避けた方がオーダーしたのが「エスカルゴ」だった。しかし、これはギャルソンが説明してくれて分かったのだが、きのこを使ってエスカルゴのように料理したものだった。
「でも、これ食べてみます」とご注文。
牡蠣ももちろんおいしかったけれど、この擬似エスカルゴ、すごくおいしかったです!(ごめんなさい、写真撮ってません)
あと、メインの肉と一緒にとったシャトー・ヌフ・ド・ポプの赤も華やかで忘れられない一本でした。