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「やりたいこと」が見つからなくても・・
2005-04-03
NHKの討論番組の中で「フリーター」についていろいろな人が討論していた。
「やりたいことがあって」フリーターを選んでいるという人もいる。しかし、その「やりたいこと」とは、どれだけ確かな事なのだろうか?
もちろん人によって状況は違うだろうが、少なくとも私の二十歳代には、明確な「やりたいこと」や「なりたいもの」などはなかった。
いや、いまだって明確な何かに成りたかったりはしていない。
いまだに自分が「どうしたい」のか、「何になりたい」のか、自問する毎日である。
そんな中で、私がとりあえず生きていく収入を得るために始めたのが添乗だった。当時は気がついていなかったが、職業といえるような賃金を得る事はむずかしい業務である。今になってハッキリいえる。
自分が、二十歳代後半から三十歳代の貴重な時間を費やしてきた事が、気がついてみれば社会的に認知すらされていない業務で、年収税込み三百万が上限だという事を知ったのは、ある種悲劇的なことである。
けれど、添乗というのは、幸いにもどこかの工場労働とは違い、意識しさえすれば、自分の中にも積み上げていけるものが手に入る業務である。
それらを丹念に拾い集めていった事で、今の自分がある。少しは前に進めたような気がする。
そうして「やりたいこと」が未だにはっきりとは見えていなくても、今の自分にはとりあえず「出来る事」があるような気がしている。(錯覚かもしれないけれど)
二十歳やそこらで人間「やりたいこと」など見えないのがホントのところだ。それでも、辛抱して継続した仕事をしていくうちに、「やりたいこと」が見えてくる。あるいは、「出来る事」が手に入る。それが社会の一員として生きていけること。いわば、一人前になる、ということなのだろう。
「やりたいこと」は、ずっと追いかけ続けていく対象。それに追いつく事はないのかもしれない。でも、今を一生懸命走る事がで、何か「出来る事」を手に入れられれば、それで充分なのだ。
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