日本におりましたが、強力インパクトのインドの話を続けます。
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最上級の香木である伽羅(キャラ)が、インドで取れることは知っていたが、大きな塊を見るのは初めてだった。正倉院にも納められているという品である。
辞書によると・・・
沈丁花科の常緑樹。木質固く、水に沈むので「沈」という。(沈香というのはここからきている)。土中に埋め、また自然に腐敗させて香木を得、光沢ある黒色の優良品を伽羅という。
一方、私に伽羅のイメージを与えてくれたのは、10年以上前のNHK「海のシルクロード」という番組。ここでテーマ曲を作曲・演奏していたSENSセンスという二人のグループ。サントラを買い揃えるまでに気にいっていた。シリーズの二作目のタイトルが「伽羅」であった。
今聞いても、この手の曲大好きである。