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インド結婚式に遭遇
2005-02-14
インドから帰国してすぐにGWトルコのことで振り回された日だったのですが、インドの話を続けます。
***
昼頃からホテルの庭が飾り付けられていて、なにかパーティがあると思っていたら、それは結婚式であった。

マーケットに出たメンバーも、いくつも結婚式の行列に出会ったといっていた。どうやら今日は日が良いらしい。

夜、8時ごろにでてみると、そろそろたくさんの親族らしき人が、きれいな晴れ着に身を包んであつまっていた。

数人でものめずらしそうにそのあたりを徘徊していると、案の定ひとりのおじいさんが話し掛けてきた。
それはそれは強烈なインド訛の英語であったが、
「アイム・ブライズ・グラン・ファザー」
あ、お嫁さんのおじいさんなんですね。

彼は訊ねもしないのに、いろいろとうれしそうに話をしてくれる。
コーヒーチャイを手渡してくれる。まわりの人も紹介してくれる。
なかに、花嫁の母というひとがあったが、彼女だけはとぉっても心配そうな顔をしているのだった。

しかし、その会場にはまだ、花嫁も花婿もいなかった。
強烈なインド訛の英語によると、ここは花嫁サイドのパーティー会場で、花嫁はホテルの部屋で待機しているのだそうだ。

やがて新郎サイドのパーティーがこちらに到着し、それから花嫁が登場して本格的に始まるんだそうだ。

と、ホテルの入り口の方が騒がしくなった。
行ってみると向こうからディズニーランドのエレクトリカルパレードの様な一群が、けたたましいタイコの音と共に門を入ってくるところだった。

新郎はどこ?

そう!この白馬にまたがったヒゲの方なのです。



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