本当は2月12日にはデリーに移動し、夜飛行機に乗ったのですが、インド滞在中のエピソードを続けて書く事にします。
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金曜日はタージ・マハルはお休みである。
よって、タージ・マハル専用のバス駐車場も閑散としていた。
(タージへは現在一般のバスは近づく事が許されておらず、このバス駐車場からの専用乗合バスに乗り換えて行くことになっている)
休みにもかかわらず、私たちは何しに来たのか?
それは、タージが美しく見えるカフェに午後のお茶をしに行く為である。
駐車場から乗ったのが、この自転車に二人用の席をくっつけた、まさに「人力車」。これをリクシャーと呼んでいるのは、日本語からの影響かもしれない。
この運転をするおじいさん達は、ホントに細いやせた体をしているけれど、すこぶる健康そうでもある。
「きっと糖尿病や痛風なんていう病気になんて、縁がないだろうなぁ」
「ちょっとぐらい腰が痛くなったりしても、仕事してるうちに治しちゃうだろうなぁ」
きっと自分より年齢上かなぁと思われるおじいさんのリクシャ−で、タージの見える穴場カフェへ向かっております。