有限会社「こま通信」の〆が11月末なので、1月中に税務署に申告書を提出しなくてはならない。

一期目は税理士さんにお願いしたが、今そんなに儲かっているわけではないので、二期、三期は自分で申告書を自分を作製することにした。

最初税務署からの書類が送られてきたときは、ほんとうにびっくりした。
この煩雑きわまりない、よくわからない書類の大群は何だ？こりゃ普通の人の手におえるものじゃなぁい！と思った。

でも、とにかくやらなくてはならないので、分る所まで自分で書いて後、意を決して税務署のカウンターに行き、質問した。
「すいません、ここんところの書き方が分らないんですが…。」
すると、職員の方は意外にも（失礼）大変親切で、それから30分以上は別の机で手取り足取りのご指南をしてくださった。

こんな事をもう二回もやったんだから、今期は自分で全部仕上げてやろうとおもう。だいたい借入金があるわけでも、売掛金があるわけでも、株式を発行しているわけでもない、とても単純なものなのだから、書類の見かけの煩雑さに翻弄されてはいけない。

こうして法人というものが、世の中でどのように税金を払っているのかを知ることは、自分にとって社会の仕組みを本当の意味で知る役にたっている。

さて、もうひといき、がんばろう。