午前6時20分頃、ポカラのシャングリラビレッジホテルのガーデンに出てみると、暗い空にほのかに山の形がうかびあがっていた。
日の出は6時40分頃。
その時間にむかって、空はどんどん紫から赤に変わっていく。
日の出の時間を過ぎてしばらくすると、マチャブチャレをはじめ、アンナプルナ山群の山の端が朝焼けに照らされてきた。
今日は素晴らしい天気。
これならJOMSONに行く飛行機も出るにちがいない。
7時に一泊分だけの荷物を持ってポカラの空港へ。
チェックインしようとすると、「少し待ってくれ」という。
なんと、この晴れ渡った空からは考えつかないのだが、JOMSONではすでに風が強く吹いて、飛行機が着陸できないのだそうだ。
空港ビルの屋上へ上がって待つ事にする。
ここからがまたすばらしくマチャプチャレが美しく見えていた。
お茶を注文して、のんびりとひなたぼっこ。
日差しが強くなり風のない今は全然寒くなどない。
コートを脱いでくつろげる暖かさになってきた。
我々はもともと7時半予定の二番目のフライト。
9時ごろになって、先のJOMSON行きのフライトが飛ぶ事になった。
小さな飛行機が滑走してとびたち、どんどん山の中へ消えていくのが、有視界ではっきり追える。
さて、JOMSONはどんな天候なのだろうか。
20分が過ぎてその飛行機がJOMSONへ到着した頃、現地からの情報を持った航空会社の職員が屋上へあがってきた。
「着陸が決行大変だったというから、後続の便は出さない事にしました」という事。ああ〜残念!
こういうこともあるけれど、幸いだったのは、今回参加の皆さんが常に状況を楽しんでくださった事。
「今日は、『空港の丘』からの景色が一番きれいだったよ」という言葉は、嬉しいものでした。