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連邦兵と州兵
2004-12-23
天皇誕生日
NHKの番組で、イラクに派遣されたアメリカ兵にも二通りある事を強調していた。
アメリカの州は日本の県とは全く違う存在である。
日本の行政区はあくまで政府が上から割り振ったものである。戦国時代はしらないが、江戸期以降はほとんどの行政区はそういったものだ。
一方アメリカの州は、国よりも強い権限をもちつづけている。
独立宣言を行なった時、たった13州だった合衆国が、紆余曲折の末、今の50州にまで増えていった。そこに参加(ユナイト)するのは、州(ステイト)自身が決定した結果である。参加せず、独立することだって可能だった。
初期には連邦政府の政策に反対し、州側が独自に州兵を展開し、連邦軍の派遣を拒むことまで起こっている。
1960年代の黒人人権闘争において、南部の州知事はまさに「州権」を主張して、連邦の政策を拒否しようとした。
だから、形の上で、今でも州の兵士はいたわけである。
番組の中で、「州兵に登録すると、訓練に参加するだけで一月三万円相当がもらえる」と話していた。それを目当てに登録している兵士達は、年齢も40代にまでとはばひろい。つまり、イラクになんか派遣される事は考えられない、アマチュアな存在だったわけだ。
今回はそういった兵士でさえも、本格的な戦場に引っ張り出したアメリカ。アーカンソーからは実に四千人という数の兵士が、一年半の任期で行く。
「自分の家族を守るために行くと思っているよ」という兵士達の言葉。しかし、イラクへ行くことを本当にそんな風に思えるのだろうか。
州兵達は連邦陸軍にくらべると、全く劣る装備で行軍させられる。
正規連邦陸軍の最新鋭の軽い鋼鈑と防弾ガラスの装甲車は、州兵のものではない。1950年代からそのままになっていたおんぼろ装甲車に自分で鉄の板や防弾チョッキをしばりつけて間に合わせているのだ。ベトナム戦争前のシロモノをあてがわれる。
これで、同じように命の危険に晒されなくてはならない。
命の格差は同じ「アメリカ軍」の旗の下にも存在した。
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