表題の曲が今日は頭の中をずっと流れていた。
カーティス・メイフィールドという今は亡きシンガーの代表曲である。

すでに大御所だった1990年、NYCの野外コンサートの準備中に、強風で倒れてきた照明のやぐらに首を直撃され、脊髄を損傷した。

半身不随となった彼を励ます為に、96年にスティービー・ワンダー、エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなどの早々たるミュージシャンがトリビュートアルバムを製作した。

今は廃盤となっているそれを、中古盤ショップで入手したのであった。

表題曲は、ロッド・スチュワートが歌っている。
歌詞をはじめて、ちゃんと知ることが出来、やっと曲の真意が伝わった。

People get ready
There's a train a comin'
You don't need no ticket
You just get on board

All you need is faith
To hear the diesels hummin'
Don't need no ticket
You just thank the load

列車は「救い」をあらわす。
やがてやってくるべき、列車に乗る為に、
人びとは、用意をする。
ただ必要なのはfaith(信仰）ただ主に感謝しよう。

こういう祈りのような歌詞であった。

カーティス･メイフィールドは、再起することなく1999年亡くなった。