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「○」と「〇」の違いから起こるトラブル
2004-11-17
紙面版「こま通信」発送用の封筒を印刷していたのだが、印刷指定した筈の人の分が一部印刷されていないことに気がついた。
送ったつもりで届いていない人もいたかもしれない。
「筆ぐるめ」ソフトの「マーク1」欄に印をつけた人の分を印刷するようにを設定したのだが、そのしるしが一部はいっていなかったらしい。
なぜ、こんな事が起こったのか?
大元のメールソフトのアドレス帳には、確かに印が入れてある。
私はこのメールソフトのアドレス帳データを、一度CSVで出力し、それを「筆ぐるめ」に読み込ませている。この二つのソフトが読む事のできる記号の違いで問題が生じたらしいと、一時間ぐらい悩んでから気がついた。
大元のメールソフトのアドレス帳に「○」で記録している、と思っていたが、実はよく似た「〇」印で記録しているものが問題だったのだ。
ここがポイントだった。「〇」は「○」と違って「筆ぐるめ」ソフトでは認識されていなかった!
やっと解けたクイズのようでした。
この最も一般的な大元のメールソフトは、もともとアメリカ製。(これを日本語版に作り直した人は、ほんとにセンスがないと思う)
「筆ぐるめ」は日本製。その差によって生じる、こういうトラブル。
おそらくたくさんあるだろう。そして、このような細かな、「相性トラブル」の解決方は、どんなマニュアルにものっていないだろう。
電話サポートで尋ねても、きっと無理。
自分で経験則で克服していくしかない問題なのだろう。
しかし、小さな違いであるが、ほおって置けないことである。
こんなホンの些細な違いが、果ては大きな仕事を失うかもしれない危険の端緒になるのである。
小事をおろそかにすると、結局大事も成立たなくなると、肝に銘じたい。
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