来年の秋に、某会社の招待旅行として催行予定の旅行プランを考えていた。旅行者ウケするプランとは何だろう？と考える。

最近のはやりで、誰にでも分りやすいのは、「これは世界遺産に指定されています」という決めセリフだ。こりゃ、だれだって見てみたい気持ちにさせられますわなぁ。

でも、「世界遺産」というのは、ほんとのところ見るべき価値があるのか？この「見る」べき価値があるかどうか、を観光業としては問わねばならない。

「未来に伝えるべき価値がある」と認定されたのが、世界遺産なわけだ。しかし、これを観光の対象としてみる場合には、面白いと思えるかどうか、よく考えなくてならない。

現地に行ってみて、実際に、見られるものは、何か？
たった２，３時間でも楽しめるものなのか？
シロウトにも親しめる、写真栄えするものなのか？

そのあたりをよく吟味してコースをつくらないと、
行ってみてから「？？それで？？」」
という結果になりかねない。