建築散歩をしようと思っていったわけではない。
けれど、あのあたりを歩いているうちに、ちょっと目につく建築がぽつぽつあったので、書き留めておきたいと思う。

まずは、日本一大きな正教会の建物として有名な「ニコライ聖堂」がある。これは超有名。

フランス語を教える学校である「アテネ・フランセ」の建物は、あの近代建築の巨匠ル・コルビジェの日本人の弟子の作という事。
面白い形と色をしている。

そして、その近くの女坂という1924年に区画整理でできたという、古い石段をおりて猿楽町にでる。この階段、説明書きによると、途中で踊り場があり、休みながらあがっていけるので「女坂」と名付けられたそうな。

降りて右へ曲がり水道橋方面へ。
しばらく行くと神田女学園の前に、タイムスリップしたかのようなフランシスコ･ザビエル・カソリック教会がある。ここは文化財指定。プロのカメラマンの方は撮影禁止とか書いてあった。（日本は撮影にとてもうるさい国です）

少し行くと猿楽町の町会寄り合い所も、古い日本映画に出てきそうな「角の交番」という風情をたたえていて面白い。

ああ、今日はカメラを持っていなくて残念！
また今度撮ってくるようにします。