2000年の秋に行った山梨県からの教員派遣団の同窓会。

こういう同窓会は、長く続くものはそう多くない。
ましてや、そういう会に添乗員としていった私のようなものが招いていただけるというのは、大変嬉しいことである。

当初、仕事としてかかわった旅。
その同窓会だとて、日本旅行さんは日当も旅費も出してはくれない。
しかし、自分が大事にしたい人間関係ならば、行くべきである。こういう信頼というのは、お金を出して買うことは出来ないし、時間があっても得られるという保証はないものだから。

新宿発16時半の「かいじ」特急に乗り、一時間半で甲府駅。
この列車の時間だって、もしかしたら家にいるよりも有効に使えているのではないかと思った。（けっこう家のデスクにいると、仕事ってはかどらないもんなんですよね）

甲府駅から、途中道も間違えたりしながら18時45分には会場に到着できた。皆さん懐かしい顔が、お変わりなく揃っておられた。4年を経て、あのフランスはマコンへの旅が話題にのぼる。
今だから言えるというような話にもなる。

4年前にいった旅が、どのように皆さんの中で熟成していっているのかを垣間見られた気がして、とても嬉しいひと時であった。

さて、私は、その4年の間にどれだけ成長する事ができたのだろうか？
それも必ず自問してみなくてはならない。
「久しぶりに会う人」との再会は、必ず自分との再会にもなってくる。