ロッキーを飛行機で越えて、バンクーバーに入る。
気温は18度。日なたは、少し暑いぐらいだ。

二年ぶりに来てみて、またいっそう高層ビルが増えているのは明らかだ。
少し洗練された香港みたいな感じに見えてきた。

香港が中国に返還されたのを期に、この街にはたくさんの中国系が、以前にも増して入ってきた。そのらいふスタイルは、バンクーバーという街の雰囲気も変えて、見かけもまた変えてしまっているのだろうか？

いや、実は中華系だけではなく、インド系や、その他の人種もたくさん混在している。

日本人は、移民ではなく、「留学」や「ワクホリ」という名の優雅な若者がたくさん歩いている。

それがこの町にとって良いことかどうかは、先になってみなければ分からないが、人種がごたまぜになって成長していく事が、バンクーバーという街が背負っているサダメのようなものかもしれない。