今晩の夕食はツアーの中で最も予算のかかった食事であることは疑いない。

モンパルナス・タワーの展望レストラン
「ル・シェール・ド・パリ」（パリの空）

しかし、予約は19時に入っており、
終わってから21時のセーヌ川遊覧船に乗る予定になっている。

ええ〜、こんなんでどうやってゆっくりご飯が食べられましょうか？

美味しいご飯というのは、やはりゆっくり味わって、楽しい会話と共に食べるご飯を言う筈です。時間に追われ、がつがつ押し込んでしまうような食事では、味は美味しくとも、美味しい食事にはなりにくい。

レストランだって、「一時間で終わらせてください」と頼まれれば、まだ料理の残っているようなお皿だって、引いていかざるを得ないだろう。
そんなサービスをされれば、レストランの印象だって悪くなる。

今回はそんな日程にせめても抵抗して、船の時間を30分あとのものにずらし、30分だけゆっくり食べてもらったつもりですが、、やっぱり忙しい食事にはちがいありませんでした。

バスの運転手が、やきもきしながら下で待っているのを考えると、少なくとも私にはどんな料理が出ても、本当に美味しい食事にはならないというわけです。
とほほ。