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オン・デマンドの過酷
2004-07-03
先日の夜中のテレビ番組。
居眠り運転のトラックによって、子供が交通事故死したケースを追ったドキュメンタリーだった。番組は、その運転手が何日も満足に睡眠もとれない勤務おかれていた事を指弾し、運送会社が何度も行政指導を無視してきた事を問題としていた。
なるほど。
しかし、そのまた奥には最近のIT技術の進歩による、仕事形態の変化があるにちがいない。
CMなどで「オン・デマンド」ビジネスが可能になったとよくきく。これは、つまり「必要が生じた時に、その分だけすぐにお届けします」という事だと解釈する。
物流の現場において、在庫というムダ予備軍を極力減らす事を「オン・デマンド」ビジネスと、ややこし言い方をするわけだ。
確かに機械技術・通信技術は進歩し、一瞬のうちにどの店舗でどのような商品が売れて、次に何が必要なのか、わかるようになってきている。コントロールする部署は、わざわざ足を運ばなくても、情報をたっぷり得ることができる。それによって指令をだす。
実際の運送現場、物が動く物流の現場は、その指令にぶんぶん振り回される。以前よりも細かい動き、機敏な動きが求められるようになってくる。
請け負う業者にとっては、指定された時間に半日でも遅れようものなら、損害賠償モノという実態である。当然運ぶひとびとは、少々の無理をしても仕事をこなさざるをえない事になってくる。
「オン・デマンド」というのは、一見人に優しく便利な仕事形態に思えるが、それを実現する為に現場で働く人達の過酷はどんどん増しいる部分が確かにあるのだ。
実はこれは運送業界だけの事ではなく、旅行業界においても、起こっている。「オン・デマンド」で苦しむのは、いつも私のいるような「現場」なのです。
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