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「絵本」再読
2004-06-28
まず始めに訂正しておかなくてはならない★★★書棚から松下竜一氏の文庫を引っ張り出してみて、自分の記憶違いに気がつきました。「絵本」は、「豆腐屋の四季」ではなくて、「潮風の町」という文庫の最後に納められております。
****
この文庫版へのあとがきは、1985年3月1日に書かれていた。
この年の自分自身の事を思い出す。
私が大学を卒業して、東京にひとり出てきた年である。
3月30日まで上海へ行っていた。
語学研修という名の初海外旅行だった。
帰国の翌々日にはもう上京しなくてはいけなくて、東京の東小金井のアパートにひとり、ダンボールの山にかこまれていた。
部屋の天井につける蛍光灯を買うのを忘れて、暗くなっていく6畳間ダンボールの中、ステレオの灯りと懐中電灯で過ごした、はじめての東京の夜だった。
4月、地方からでてきた新入社員の私には、まわりには愚痴を言うような友人とてなく、本屋とレコード屋が一番の楽しみだった。自分にとって、そういう時代だったのかもしれない。
その日も電車を乗り継いで、虎の門にあった会社から帰り、東小金井の駅につく。近くの本屋に、入るともなく入ると、平積みされていた「潮風の町」が目に入ったのだった。
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