今朝の朝日新聞Beで、日本マクドナルドのＣＥＯにヘッドハンティングされた原田氏がインタビューに答えていた。

内容はさておいて、彼が学生時代にプロのドラマーになろうとした事があり、今でもスティックを離していないことを知った。

これは、原田氏の人となりにおいて、実に魅力的な事だと思う。

インタビュアーは、ビジネス的な側面ばかりを質問していたが、ちょっとこんな質問をしてほしかった。
「もし、プロの一流ドラマーになれるなら、マクドナルドのCEOをやめてもいいとおもいますか？」
とっぴな質問かもしれないが、私が聞きたかったのは、楽器の演奏者であるという事が、どれほど魅力あるのか、という事。

一流企業の経営者である、という事は面白い事だと思うし、良い仕事をしているひとは、優れた能力をもっているといえる。

しかし、楽器の演奏者であるという事の方が、私にはその人自身の輝く瞬間を提供してくれるのではないかと思う。
それほど、演奏の瞬間というのは、ほかに換えがたい魅力があるのだ。
プロであろうと、アマチュアであろうと、それはかわらない。