そうそう、フィンランドのルオストにある全室キャビンスタイルのホテル・スカンディックについて、もうひとつ言及しておきたい事があった。
ホテルの部屋の扉は、通常オートロック。
つまり閉めると自動的にカギがかかってしまう。
しかし、今回はひとつひとつの部屋が「家」スタイルになっているので、それでは不便な事も多いのだろう。
ドアの厚みのところに突いている(この写真の)小さなつまみを上下させることによってオートロックでない扉にすることができる。
話はこれから。
日本なら「上=ロック」とか、必ず決まっている。当然。
それが、ここでは違う。いくつかの部屋を回ってみて、ある部屋では「上=ロック」、別の部屋では「下=ロック」になっていたのである。
実におおらかフィンランド。日本でこれはないでしょう。
「ドアを閉めてもロックされないのですが?」と質問されたら、どう答えよう?